ローツー
背広上着、ジャケットの前ボタンの位置が低目にとられた2つボタンのスタイルを総称する。Vゾーンが広く開けられることになる。
釦位置の高い低いはその時の流行に左右されることが多く、一般的にはローツーといわれる釦位置が低い場合には、ジャケットのシルエットはゆとり量が多いゆったりめなシルエット、低めの釦位置に比例してゴージ高さもゴージ角度も低くなる。逆に、ハイツーと言われる釦位置が高いシルエットの場合には、Vゾーンも狭くなるタイトな仕様で、ゴージ高さも角度も高いものとなる傾向がある。
※2013年現在のタイトスーツはこのローツーのように釦位置が低いシルエットとなっています。
このゴージの高さ・角度と、釦位置との関係は、シングル2釦スーツの場合のみに限らず、3釦スーツ、打ち合いがダブルのスーツでも同じようなことがいえる。