開きみせ(明きみせ)

ジャケットの袖口の作り方で、ボタンをはずして
あければ開くように見える仕立て方。
これに対して、本開き(本明き)と言われるものは、
実際にボタンで止めることができる。

袖口の開きみせは装飾的な作りで、開かないように
できているため、ボタン穴の穴かがりはなく、
その代わりにこれも飾り縫いとなる切羽が付けられる。

明き(あき)は、衣服に付けられる開いた部分のことで、
脱いだり着たりをしやすくするためだったり、寒暖の調節、
着用感を良くするためなどのもの。