pitty savile row
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カフレス
スラックスの裾の仕上げ方で、折り返しのないものの総称。本来はフォーマルウエアなどドレッシーなトラウザースのスタイルとされていたが、現在ではカジュアルなものにも多く使われそれほどの区別はなくなっている。俗に「ストレートカット」と呼ぶことが多い。
ブリークス
英語でズボン、半ズボンまたは、乗馬用に着用するズボンをさす、ブリーチズの俗称。
また、スラックスのきちんとした直線的なラインを総称する言葉でもあり、
ショップによってはカジュアル色の強いパンツ・スラックスのことを、
ブリークスと呼んでいます。
ブリーチズの起源は古く、17~18世紀・中世の男性貴族が着用した、
ぴったりした半ズボンのことを意味し、フランス語のキュロットに当たるもの。
現在Pitty Savile Rowでは、キュロットはレディース用スーツのパンツとして
オーダーしていただくことができ、ツーパンツスーツの替えパンツとしてや、
パンツ丈が5~60cmを標準とするひざ下丈のパンツであることから、
春夏シーズンのコットンパンツ、リネンパンツとしても需要があります。
バックル・ストラップド
モンクストラップに代表されるような、靴のディテール
デザインとしてよく使われるもので、
靴甲部分などに取り付ける持ち出し、ストラップ、
ベルトが金具止めまたは尾錠止めとなったもの。
バックルベルトとも言われます。
アイビースラックスの特徴的なデザインとされる
パンツ後ろや脇に付けられる、後ろ尾錠、脇尾錠などの
トラウザーズバックルと同じような作り方に
なっています。
カフタン
布地を直線に裁断する方法で、胴部分に切り替えを
作らない、全体的にゆったりしたシルエットの衣服で、
アラブやトルコ、中央アジアなど中近東諸国で着られている
民族衣装のこと。
くるぶしまでの長い着丈、前開き、長袖、フード付きなどを
特徴としており、このカフタンをモチーフに作られた形の
シャツが1970年ごろ「カフタンルック」として流行しました。
プレーンカラー
シャツの衿先の長さがごく標準的なタイプの衿型で、
ショートポイントカラーが6cm以下、ロングポイント
カラーが7.7cm以上の衿先があるところ、
6.8cm前後の長さがあります。
レギュラーポイントカラーの別称で、このほかシャツカラー
の種類には、ワイドスプレッドカラー、ボタンダウンカラー、
ボタンアップカラー、タブカラー、マイターカラーなど
があります。
プリンスアルバート
フロックコートの別称。
イギリスではフロックコートと呼ぶのに対して、アメリカでは、
英国王エドワード7世がその皇太子時代にアメリカを訪問した際、
着用していたことからその名に因んで、プリンス・アルバートと
呼ばれています。正式名称はプリンス・アルバート・コート。
同名のきざみタバコの缶の表にフロックコートを着た姿が見られます。
フロックコートはモーニング以前に日中に男性が着用する
正礼装だったフォーマルスーツ。
ダブルの打ち合いの4個または6個釦で、ヒザ丈程度の
長さ、縞ズボンを合わせて着用します。
プルドトゥギャザー
プルドプットトゥギャザーを略した呼び方で、ニットウエアを中心としたさらに新しいプットトゥギャザーを意味する。現在、服装のニット化が進行しているとのことの、ひとつの証拠を示していると思われる用語である。
刺し子
キルティングに似た感じの両面刺しの、日本的な厚地。 剣道着や火消しの服装によく見られる。日本の庶民的な素材として、国際的ファッションショウにもよく出品され注目を集めている。
スリーブボタン
背広の袖先のボタンこと。 時にはシャツのカフスボタンをいうこともある。現在は飾り的効用しかないが、本来は開きを入れてボタン留めとしたもの。これを「本開き」といい、欧米ではドクタースタイルの俗称がある。
パジャマ
イギリス人がインドから持ち帰った、ヒンズー語で
「足首丈のゆったりしたズボン」に由来する衣服のことで、
ゆとりのある上着とパンツを上下一揃いとした寝巻の一種。
1930年と1965年にはこの特徴的なパジャマのスタイル
をモチーフとして取り入れたパジャマルックの流行があり、
現在でもその上着(パジャマトップ)や衿型(パジャマカラー)、
パジャマによくあるくすんだストライプ(パジャマストライプ)、
畝状の格子柄(パジャマチェック)はトップファッションとしても
定着しています。
フランス語では「ピィジャマルック」と呼ばれています。
パジャマにはいろいろな形をしたものがありますが、多くは衿付き、
前開きをボタン止め、パンツはドロウリングウエストまたは伸縮性の
あるエラスティックバンド付き、パンツ裾に向けて先細りとなった
テーパード※のシルエットで作られています。
※裾に向かってだんだん細くなっているパンツ。
テーパードは<先細りになった>の意味。