ラビット
うさぎの毛皮。 比較的安価で手軽なファーコート素材として人気がある。
うさぎの毛皮。 比較的安価で手軽なファーコート素材として人気がある。
あらい熊の毛皮で灰色がかり長い毛足が特徴。 男のファーコートの代表的な素材である。クーンスキンとも呼ぶ。
北米、シベリアに棲息するイタチ科の動物で、その毛皮は高級品の代名詞とされる。本来、黒褐色の毛色をもつが、人工飼育に成功して以来、各種の色(サファイア、パステル、ブルー、アイリス)が付けられ、安定した高級毛皮として愛用されている。
「人造皮革」のこと。 天然性のそれに対して使われる言葉で、ナイロン、テトロン、ポリウレタンなどの合成樹脂を組み合わせて作られる、「合成皮革」である。1960年代半ばから使われ、靴、カバンをはじめ、その用途は広い範囲にわたっている。軽くて、耐水性があり手入れの簡単なのが利点、イミテーションレザーの別称もある。
※合成皮革
織物や不織布などを基布として表面にポリウレタンやポリ塩化ビニールなどの合成樹脂を湿布し、天然皮革に似せて仕上げたもの
中南米のイノシシの1種で、豚革の分類にはいる。 きめの細かさが特徴で、手袋などに用いる。
キツネの毛皮の総称。 赤狐、黒狐、白狐、銀狐などの種類があり、毛足が長く、柔らかで丈夫な毛皮である。衿巻きなどに用いられる他、野性的なファーコートとしても多く着られている。
人造毛皮の総称。 動物の毛皮に似せて作られたもので、さまざまな種類があるが、最大の特徴はドライクリーニングが可能なことである。イミテーションファーともいう。
豚革、銀面模様が特徴。 手袋などに使用する。
ビーバーの毛皮。 非常に柔らかく、フェルトのようなタッチがある。ビーバーハットはこれを用いて作られたものでシルクハットはそれを真似て生まれたものである。
エナメル革のこと。 ウレタン合成樹脂を厚くコーティングして、光沢を特徴とする。フォーマルシューズ、女性のハンドバッグなどに多様される。パテントは「特許」の意味。
水牛やアメリカ野牛のラフな革のこと。 靴、カバンなどに使われる。
鹿皮のこと。 なめし革はカジュアルシューズ、手袋などによく使われる。back skinの意味に用いて、裏出しの皮と混同されるが、それは間違いである。ちなみにこれは雄鹿の皮で作られたものをいうが、雄鹿のそれはディーアスキンと呼ばれ、これにはアンテロープも含まれる。
※なめし
原皮(生皮)を腐敗しない状態に加工して、革や毛皮にすること。なめし剤の種類によて、クロムなめし、タンニンなめし、コンビネーションなめしなどに分けられる。
狸の毛皮。 特にアメリカンバジャー(穴熊)がファーコートの素材として使われる。毛の量が多く、実用品としての性格が強い。
スエードの1種で銀面(銀付け加工された革)を起毛させたものをいう。カジュアルな靴に用いる。
南アメリカに原産するビーバーに似た動物のことで、これの毛皮を意味する。うすいブラウンの外観で耐久性がある。
クラシックで重厚な感じのする、ドイツ製の牛革のこと。 ボックスは「中牛」を意味する。ベルト、バッグ、靴、中でもオックスフォードシューズのストレートチップ型のものなどに見られる。
裏皮をこまかく毛羽立てたなめし革。 本来キッドスキン(子山羊の皮)を原料としたが現在では主にカーフスキン(子牛の皮)が使われる。スエードはフランス語で「スウェーデン」の意味。このような加工をほどこした手袋を、”gants de Suede”と呼んだことに因む。スエード仕上げをした織物をスエード・クロスといい、コットン・スエードなどが含まれる。
※なめし
原皮(生皮)を腐敗しない状態に加工して、革や毛皮にすること。なめし剤の種類によって、クロムなめし、タンニンなめし、コンビネーションなめしなどに分けられる。
シュリンクとは「(布などが)縮む、つまる」の意味。 表面に細かい縮みジワのできたなめし革のこと。もちろん”シュリンク加工”をほどこしてできたものである。おしゃれなタウンシューズなどに使われる。
アルプスかもしかのなめし革。 スエードやベルベットのような感触の黄色い革であり、手袋やスポーティなジャケットに用いられる。羊でそのような仕上げをしたものもある。またコットンでもシャモアクロスが作られる。
※スエード
表面をサンドペーパーでけば立ててビロードのように仕上げた革のこと。
アザラシの毛皮を原料とした織物で、コートや帽子に用いる。また、おっとせいの毛皮を意味することもありこれは黒っぽい剛毛で、ラフなファーコート素材とされる。