ブランケットプレイド
よく毛布の柄に見られるような大柄の格子のこと。
ブランケット・チェックとも言われる。
厳密には、プレイドは線構成の格子柄となり、
チェックは、縦横同巾となる碁盤縞のこととなるため、
異なりますが、プレイドは大格子、チェックはそれよりも
小さな格子柄を表わす用語として使われています。
ブランケットプレイドでは、文字通りブランケットは
「毛布」を意味しており、防寒用のコートに使われることがある。
よく毛布の柄に見られるような大柄の格子のこと。
ブランケット・チェックとも言われる。
厳密には、プレイドは線構成の格子柄となり、
チェックは、縦横同巾となる碁盤縞のこととなるため、
異なりますが、プレイドは大格子、チェックはそれよりも
小さな格子柄を表わす用語として使われています。
ブランケットプレイドでは、文字通りブランケットは
「毛布」を意味しており、防寒用のコートに使われることがある。
伝統的な縞柄や織り柄をのぞいた、変わり柄の総称。 ヘリンボーンやバーズアイなどの古典柄(クラシックパターン)から、ごく新しいものまで含まれる。
ファンシーには「ちょっと変わった」とか「装飾的な」という意味がある。
スーツ地などの柄としてもよく見るストライプ柄、チェック柄、ドット柄に意匠的な効果をだすことによって風変わりな感じのするファンシーストライプ、ファンシーチェック、色、形、大きさなどの違うドットをイレギュラーに配したファンシードットと呼ばれる。
グレンチェックに大きな格子柄を組み合わせるたり、大柄のグレンチェックとなるグレンプレードなどオーダースーツ生地となじみが深いファンシーパターンといえる。
変わった織り方の総称。ファンシーには「風変わりな」「ちょっと変わった」「装飾的な」などの意味があり、ウィーブは織りのこと。
ウィーブは籠の目の組織となるバスケット・ウィーブや、生地表に蜂の巣のようなマス目柄が出るハニーコーン・ウィーブなどと使われる。
ファンシー・ドビー・ウィーブといえば、ドビー織り機を用いて織られた比較的小柄の変わり織りのこと。ファンシー・リブ・ウィーブは、タテ畝とヨコ畝を織り合わせて「市松格子」とした変わり織り。
ドッテッドストライプ、ピンストライプ、ピンポインテッド・ストライプと同じ。
細かい点の織り柄を縦縞としたもので、
ピンの頭を並べたような縞柄の外観からこう呼ばれる。
厳密には、少し大きめの点をストライプとしたものをドッテッドストライプ、
小さめの点をストライプとしたものを、ピンストライプ、ピンポインテッド・
ストライプとして区別する。
「ピンスト」などと略して呼ばれる愛称もあるストライプ柄で、
ビジネススーツには欠かせない大人しめなスーツ生地の柄。
ピン(針)のように、ごく細いストライプのこと。
ピンストライプのスーツ(ピンストのスーツ)などと省略して
呼ばれるほど、スーツのストライプ柄としてよく見る織り柄。
ごく細い縞を織り出したものをいう場合と、針先のように
細かい点を縦縞に並べて、ストライプとしたものを言う場合がある。
ピンヘッド・ストライプ、ドッテッド・ストライプ、
ピンポインテッド・ストライプ、ピンヘッドはすべて同義。
表面にコーデュロイのような畝があらわれた2重織り組織の生地のこと。
特に太い畝織り綿布をいうこともありますが、広く畝織りで織られた
生地全般、またはその織り方のことをさします。
丈夫なことが特徴で、コットンピケは
シャツ地などに、ウールのそれはスラックス地などに使われる。
本来ピケは、ヨコもしくな斜めに畝が出る織り柄、ベッドフォードコードが
縦畝を特徴とするものですが、同じもののように使われ、
畝=ピケとして用いられることが多いです。
ピケはフランス語で、その語源はステッチを刺したような
布面の様子から付けられたもの。
ヤシの木やハイビスカスの花などの熱帯植物や、
青い海などハワイのような南の暖かな島を
イメージされる柄を大きくかつカラフルに
プリントした鮮やかな柄。
また、これに似せたものをいう。
多くが、明るい色使いのもので、楽しいリゾート
気分をあじあわせてくれるもの。
アロハシャツやムームーに代表される柄である。
多くは赤と黒でできた大型のブロックチェック。
または、茶と黄色など大胆な2色の色使いが特徴的。
太い棒縞を縦横に配置し、大柄の格子柄としたもので、
ブランケットチェックや弁慶格子に似ている。
厚手のウール地にのせられ、アウターシャツとして多く用いられる。
バッファローチェックの由来は、北米の都市バッファローで
この柄がはじめて用いられたところから。
ネクタイの柄に多く見られるストライプで、特殊なパターン(柄)を縞柄としたもの。
パターンは「図案・柄」のこと。
ネクタイの柄にはレジメンタルストライプ、ロイヤルレジメンタル、ストライプタイ、マルチストライプタイ、ドットタイ、ポルカドットタイ、ロイヤルクレストタイなど。
チェック柄をストライプ構成であらわすリネアチェックや、リボンの柄でストライプを構成するリボン・ストライプ、連続するドット柄で構成するドッテッドストライプなどがパターンドストライプ。
一つの柄の上に柄を重ねるといった意味で、ひとつの生地に別柄を重ねる「二重柄」と、同柄、似たような柄、まったく異なる柄の服種を組み合わせる着こなし、重ね着を呼ぶ場合があげられる。
パターンは「図案・模様」の意味。「プリントオンプリント」は同意語。
オーダースーツの服地にはパターンオンパターンと呼ばれるものは多く、クラシックパターンの代表とされるグレンチェック(正式にはグレナカートチェック)も千鳥格子(ハウンドトゥース)とヘアラインストライプを組み合わせた柄。ガンクラブチェックやシェファードチェックにオーバープレイドの別柄をプラスしたものや、市松格子を合わせるパターンオンパターンなど。
カジュアルジャケットやファンシーっぽく仕上げたいブリティッシュスーツを仕立ててみたいスーツ生地柄。
パターンは「図案・柄」の総称である。 また、衣服の型、及び型紙のこともこの名で呼ばれる。
オーダースーツでよく用いられるパターンは、スーツを仕立てる際に平面の布を立体的に縫い合わせることを目的として作られる型紙(パターン)。
カスタムテーラーや縫製メーカー、デザイナーズブランドにとって、スーツやジャケット、パンツのシルエットを形作る最も重要なものである。また、型紙には平面裁断用のものと、立体裁断用の2種類があり、オーダースーツなどスーツに関連するものには立体裁断用のパターンが用いられる。
スーツ用型紙は大きく分ければ人体のドロップ差を基本とするY体やAB体などJIS規格表示にも見ることができます。
織り柄、プリント柄などとして表現される柄を性格的に分析すれば、強調柄(エンファサイズパターン)、引き立て柄(ファイバーパターン)、中立柄(ニュートラルパターン)などの種類に分けられる。
カゴの目のような状態になった織り柄。
一見チェック柄に似ており「斜子織り」「カゴ目織り」と呼ばれている。
ウィーブは「織り」のこと。
バスケット織りで織られた織物は、ざっくりと柔らかい仕上がりとなるため、
夏用服地として用いられることが多い。
オーダースーツPitty Savile Rowで人気の、カノニコのサマーツイードも
網の目状、籠の目状の織り柄で涼しげです。
バスケット織りで作られた格子柄を、「バスケットチェック」「籠格子」「網代格子」という。
薄手の綿織物に用いられることが多い小格子柄のパジャマチェックも似た作り方になっている。
パジャマの柄によく見られるくすんだような調子の縞柄のこと。
幅広の単調な縞柄をさす。
素朴な雰囲気があるところから、田舎風の格子柄と並んで
ワークシャツなどに多用されます。
また、パジャマ地によく見られる畝状の小格子柄を
パジャマチェックといい、薄手の綿織物に多く
用いられる織り柄。
籠の目調の織り柄となるバスケット・チェックや、
ディミティ・チェックと似た織り柄となっています。
「千鳥格子」のこと。 ハウンドは「猟犬」、ツースは「歯」。
つまり犬の歯が並んでいるようにみえる格子柄であることからこの名称がある。
ドッグツース、ともいい、シェファードチェックに似た柄だが、
このほうがアクセントも強く変化に富み、猟犬の牙の感じがする。
日本名でいう「大弁慶」、ハウンドトゥースの柄が大きくなったものを
「スター・チェック」という。
白黒の格子柄であることが多く、一見派手に見えるパターンですが、
落ち着きのあるクラシックパターンとして、小柄ならビジネス用のスーツ
としてもおススメです。
また、オーダーパンツとしても人気の色柄。ファンシーな3ピーススーツに
差し色的に使うオッドベストや、ジレパン(ベスト+パンツの構成)も
おしゃれ度が高いです。
※ドッグ・トゥース・チェック
ドッグ・トゥースは建築用語で<犬歯積み層>のこと。
そのような犬のきばに似た格子柄のこと。