アクセサリー・小物
ペンダント
首から胸にぶら下げるワンポイントのアクセサリーの
ことで、ペンダントトップは鎖やひもに付けられる
先端の飾りのことを特に指していう場合の日本独自の
造語。首飾り。
ペンダントには船の錨やハート型、くだものや動物など
をモチーフとし、装身具として身に付けるメタル製や
木製のもののほか、ロザリオやロケット、ピースマークなど
持つことそのものに意味のあるものがあります。
ブローリー
傘を開いた形が、こうもりが飛んでいる形に似ている
ところから日本では「こうもり傘」と呼ばれている、
西洋傘、洋傘のイギリスでの呼び方。
「こうもり傘」という呼び名はこの金属の骨に布を
張って作られている西洋傘(ブローリー)と、
日本独自の、竹の骨に紙を貼って作られている
和傘とを区別するために名付けられました。
ブレスレット
輪もしくはチェーン状の鎖などで、腕を飾る
腕輪のこと。
素材は金属製で作られることが一般的ですが、
布や革で作られたものもあり、ブレスはこの
ブレスレットの略称。
固定された輪の部分が半分の位置で左右に開く
タイプのブレスレットをバングル、また、
布製や革製の帯を腕に巻きつけるリストバンドも
このブレスレットに含まれます。
腕の上の部分にぴったりとしたサイズで付ける
アームレットとは区別されています。
トイレットリーズ
スーツファッションもまず身だしなみから。
化粧室やトイレ、バスに置かれている
石鹸やはみがき、整髪料やオーデコロン、
乳液などのほか、シャンプーやリンスなど
まで含まれる化粧品類のすべてをいいます。
トイレットリーグッズ。
チャップス
本来は、アメリカやメキシコのカウボーイが、
木の枝やトゲなどから身体を保護する目的で、
パンツの上から用いた前身部分のみのズボンカバー、
毛皮や革でできたレギンス※(すね当て)のことで、
日本では「ローハイド」。
1960年以降、派手な柄を取り入れたファッション
アイテムとしてデザイン化されたもので、
語源はメキシコで公用語とされるスペイン語の
チャバレイホース(やぶ)から。
※足首までおおう細身の長ズボンのことだが、
おもにストレッチ素材を使ったタイツ状のパンツをさす。
もとは防寒用に足首や足先までを包む幼児用ズボンのこと
をさす言葉だが、1980年代になって、カルソン、スパッツ、
フュゾーなどを一括して含む新しい用語として広まった。
シュー・ツリー
靴を履かないときに、中に入れておき、型崩れを
防ぐための、靴の形をした木型のこと。
木製のシューツリーは、保存時に湿気を取り除いて
くれたり、入れておくことで消臭効果もあるため、
靴の寿命を伸ばし、長く良い状態で履くことに役立ちます。
靴の形には、つま先の長いものや、甲の薄いものなど、
いろいろな形があるため、シューツリーもそれに
合ったものを選ぶ必要があります。
プラスチックや金属などでも作られるシューキーパー
と同意。
シェブロン
山の形をした模様のことで、スーツのクラシック
パターンとしても、縦ストライプに配列した
ヘリンボーン(杉綾)としておなじみの織り柄。
ヘリンボーンストライプ。
また、山型の袖章のことも意味し、近年人気の
ウォールックに欠かせないアクセサリーとなっています。
本来は軍人の階級によってその条(すじ)の数が異なる
ランクシェブロンとして、軍服の左胸にV字もしくは
A字型の階級章として付けられます。
※階級や所属を示すために制服の両袖につけるしるし。
条(すじ)などの数により階級を示す。
大礼服や正装の場合には装飾性が強くなる。
ウィッグ
人の毛や合成繊維で作られた人造毛を用いて
作られた「かつら」の総称。
古くはエジプト時代から禿げ頭を隠すためや、
装飾目的で使われており、18世紀の西洋では、
ノミやシラミが流行していたため、衛生上の問題から
貴族の間では、自毛は短く刈り、かつらをかぶる
習慣がありました。
現在の「かつら」は主に実用的な面からつけられる
ことが多いのですが、装飾性の強いヘアピースや、
つけ毛といった部分かつらも使われています。
インディアン・ジュエリー
ネイティブアメリカン(アメリカインディアン)が手作りした
伝統的な装飾類のことで、エスニックファッションのひとつ
として人気を集め、インディアン・フォークアクセサリー
とも呼ばれています。
トルコ石など青いターニッシュストーンと、銀に伝統的な
柄を施したシルバーメタルを特徴とした骨董趣味的な
指輪、ブレスレット、ネックレス、ワイドラペル用の
バックルなどがあります。
アイウエア
眼鏡、サングラスには近年ファッション性の
高いさまざまな形にデザインされた種類のものが
あるため、目のためのアクセサリー類を総称する
新しい用語として作られたのがアイウエアです。
アイウエアのほか、眼鏡類を総称する用語として、
アイグラス、グラーシズ、スペクタクルズ、
スペックスなどがあります。
読書用に使われることが多い「ハーフムーングラス」、
アメリカの俳優ハロルド・ロイドが愛用したことに
由来する「ロイド眼鏡」、下側のフレームが少し
細くなった「ボストンモデル」など。