ウールギャバジン
古くは、作業着や子供用の衣服の生地として使われていたほどに
丈夫なウールギャバジンで仕立てるジャケット、スーツは、
コンサバファッションの代表格。
急な綾織り60度程度で織られた「ギャバジン」には、
金属的な光沢感があり、特にウールを素材とするものを、
「ウールギャバジン」、コットンを素材とするものを、
「コットンギャバジン」と特別に名前が付けられており、
耳にされた方も多いはず。
タイトめなシルエットのジャケット、パンツには、
出にくいウールギャバジンの光沢感は、ヒップまわり、
ワタリ巾ともに余裕のある1タック、2タックパンツや、
アメリカントラディショナルモデルなど少しゆとりを
持たせたドレープ感のあるシルエットのジャケットに
仕立て映えがします。