マフラー

暖かさを得られる防寒性と、アクセサリーを兼ねて
着用されるシルク、ウール、カシミヤなどで
作られた「衿巻」のこと。
もともとは、女性が顔を隠したり、風よけ、
日よけのために使われていたものですが、
婦人用のそれは現在ショールと呼んで区別されています。

巾の細い長方形の形をしており、乗馬の際用いられた
ことに由来するハッキングマフラーや、６フィート
以上の長さをもつシックスフッターなど、特徴のある
長さなどによって、いくつかの種類に分けられます。

乗馬の際に着用する全体にスリムなシルエット、
裾に強いフレア感を出したシングルジャケット、
ハッキングジャケットと一緒に用いられたことに
由来する、ニットまたは織物で作られた１８０ｃｍ
ほどもある長いマフラーのこと。

二つ折りにして首に掛け、できた輪に片端を
通して巻きつけるループ結びで着用します。
シックスフッターと同義。

※乗馬用ジャケットの一種。全体にほっそりしたシングル・
ブレストの上着で、ウエスト以下は少し広がり、
後ろ裾にはベンツが入っている。
ハックは貸し馬、乗用馬の意味。

アイビールックの必須アイテムとして流行した、
長さが６フィート程度あるロングマフラーで、
スクールカラーを使った太いボーダーが特徴的。

ビッグルック※の影響からリバイバルを繰り返し、
防寒用とともにファッションアイテムの一部として
広く取り入れられています。
また、この６フィートの長さをもつシックスフッター
よりも長い、１０フィートの超ロングマフラー
もあり、これはテンフッターズと呼ばれています。

シックスフッターは、乗馬用に使われるハッキング
マフラーと同意。

※サイズの大きい服の着こなしや、ギャザーや
タックなどをたっぷりとったデザインによる、
ゆとりが多くだぶだぶした感じのスタイルのこと。
1970年代中ごろに流行した。