ホワイトタイ
白の蝶ネクタイのことになりますが、フォーマルの中でも
夜の正礼装・燕尾服(テイルコート)着用時に締めることから、
ホワイトタイといえば、燕尾服のことを意味します。
イベントやパーティーの招待状に、「ホワイトタイ」
とあれば、「燕尾服を着用してご出席を」という意味に
なります。
蝶ネクタイの形にはいくつかの種類があり、
端が垂直にカットされたスクエア・エンド・ボー、
先が尖った形となるポインテッド・エンド・ボーが
その主なもの。
白の蝶ネクタイのことになりますが、フォーマルの中でも
夜の正礼装・燕尾服(テイルコート)着用時に締めることから、
ホワイトタイといえば、燕尾服のことを意味します。
イベントやパーティーの招待状に、「ホワイトタイ」
とあれば、「燕尾服を着用してご出席を」という意味に
なります。
蝶ネクタイの形にはいくつかの種類があり、
端が垂直にカットされたスクエア・エンド・ボー、
先が尖った形となるポインテッド・エンド・ボーが
その主なもの。
あらかじめセミウインザーノット(ウィンザーノットと
プレーンノットの中間程度の太さとなるネクタイの結び方)
の結び目となったネクタイ。
子供の七五三用のスーツに合わせるネクタイも、
このロックノットタイが用意されているものが多く、
わざわざ締める手間が省けるのが特徴。
日本ではループタイ、スナップタイなどの商品名で
販売されているものがあります。
イギリスの連隊旗から生まれたレジメンタルストライプの縞の間に、
クレスト(紋章)を配置した重厚感あふれる伝統的な柄のこと。
レジメンタルストライプはネクタイの柄として用いられることが多く、
ロイヤルレジメンタルストライプも同様。
クレスト&ストライプとも呼ばれます。
トラディショナルな雰囲気を強くもつネクタイの織り柄で、
アメトラスーツや、ブリティッシュスーツのブイゾーンに
合わせると、とても相性が良いです。
レジメンタルは連隊を意味し、イギリスの連隊が隊によって色、柄の
使い方が異なる連隊旗を使っていましたが、この連隊旗に見られる
色糸が表面にあらわれる比較的太めのストライプとなる、
独特の縞柄をこの名で呼んでいます。
「連隊旗縞」というのはこれに因んでの呼び名。
とても伝統のある柄で、現在では主にネクタイの柄、
特にアイビーなどトラディショナル調の柄の代表として
よく見られます。ボタンダウン※のドレスシャツにレジメンタルストライプの
ネクタイの組み合わせは典型的なトラッドマンのVゾーンとなります。
※シャツ・カラーの一種で、衿先を身ごろにボタン留めする
ようになった衿のこと。トラッドの定番アイテムとして、
またスポーティーなシャツとして定着している。
ボトルシェープドタイ(ボトルシェイプタイ)は、クラシックなスーツスタイル
に、よく似合うネクタイの形で、ワインボトルのように、ネクタイの大剣の
真ん中あたりがちょうどボトル(瓶)のようにふくらんだ形のもの。
瓶型のネクタイで、このふくらみ具合が少なめなものを、
セミボトルシェープドタイとして区別しています。
その他ネクタイのシルエットには、細身なネクタイに用いられる、
バーシェープドタイ、大剣に向けて裾広がりとなった塔のような
シルエットとなるタワーシェープタイ、現在のネクタイのシルエットに
一番多く用いられているストレートタイなどがあります。
ボトルシェープドタイは、クラシコスーツやブリティッシュスーツ
など、クラシック傾向のある現在のビジネススーツにも合わせてみたい
ネクタイの形です。
ネック(首)とタイ(締める)を組み合わせて作られた複合語で、
首やシャツなどの衿のまわりに巻いて結ぶ、帯状または紐状のアクセサリー。
ネクタイの巾は、スーツシルエットの流行によって左右されることが
多く、肩巾・衿巾の大きさによって太くなったり細くなったりする
傾向があります。
ネクタイに用いられる素材の多くはシルクや化繊で、一般に
正バイアスの大小の布を接ぎ合わせて、芯を入れ作られます。
フランス語では「クラバット」と言われ、欧米の多くでネクタイの
ことをこの名で呼ばれていますが、これは17世紀に
パリにやってきたクロアチア軽騎兵(クロアット)の首に巻かれた
鮮やかな布片にちなんだもので、歴史的にはローマ帝国時代に
さかのぼります。
日本では慶応3年に出版された「西洋衣食住」という文献の中に
「ネッキタイ(襟飾)」として紹介されています。
単に「タイ」とも呼びます。
ネクタイの1種で、 イギリスのダービー競馬場で、このスタイルの
ネクタイが流行したことが、名前の由来とされています。
もっとも一般的なネクタイの形で先端が剣先のようにとがっており、
巾の広いほうを「大剣」、狭いほうを「小剣」と呼び、
このネクタイの巾は、スーツの流行に左右されることが多く、
タイトスーツには狭いネクタイ巾、ルーズスーツには広めの
ネクタイ巾が合わされることが多い。
ダービータイは、幅タイ、フォーインハンドタイの別名でも
呼ばれています。
ネクタイをカジュアルな装いをする際のファッションアイテムの
ひとつとして、布帛※シャツやポロシャツなどにあしらうというのが
スポーツタイの着こなし方。
ビジネススーツに合わせるいわゆるフォーインハンドタイが、
主にシルクで作られているのに対し、スポーツタイの場合には、
巾が細く、長さは短いもの、また、使われる素材の種類が多く、
ウール・コットン・レザー・ニットなど多岐にわたります。
スポーツタイはカジュアルな用途に使われるネクタイを総称する
もので、柄なども野球のバットやボール、サッカーボール、
自転車など、スポーツ関連の道具などをモチーフとしたものが
用いられる場合も多いです。
※織物地一般のこと。本来<布>は絹以外の麻、綿、木綿、
苧麻(ちょま・からむし)などの織物、<帛>は絹織物をさした。