サンダル

ヒモ止めやストラップ、釦止めなどの締め付けがなく、
スリップさせて履くことから付けられた名前で、
室内で履かれ、使用される素材には、革、布、ビニールなど
色柄も豊富です。

日本では、つま先部分を覆うだけの上履きをいうことが
多いのですが、欧米ではかかと部分まで付けられた、
浅いスリッポンタイプの履物のことをいいます。

靴を履きかえて事務所内で過ごす際の履物なのですが、
せっかく新調したばかりのスーツ、オーダースラックス
には、少しさみしいデザインのスリッパです。

古代のギリシャやローマ、エジプトなどで履かれていた
サンダルを原型とする、木やプラスチックなどの平たく硬い
靴底をストラップで固定するデザインのフットウエア
の総称。

夏シーズンのハーフパンツやクロップドパンツなど
軽装の足元には、ヒールが低めなカジュアルの
ものがよく合います。

サンダルには素材、形ともに種類が多いですが、
レザーサンダルにこのところ人気があります。

多くは甲にキャンバス地を用い、靴底をロープドソール
（縄底）としたリゾート向きなサンダルのこと。
エスパドリエと呼ばれたり、英語読みとして
エスパドリルがあります。

縄底にはジュート麻などが使われており、その
昔には水夫が船の甲板などで履くデッキシューズ
にもその滑り止めとして麻紐を付けられていました。

エスパドリーユはもともとはフランスのバスク地方で
庶民に使われていたわらじ風のサンダルのこと。

アンクル丈のパンツや、ヒザ上丈のハーフパンツ
など夏シーズン向きパンツの足元にはぴったりな
カジュアル靴。