アンダーウエア

シャツとパンツやズボン下などが上下ひとつなぎに
なった下着のことを主にいいますが、広くは、
ボディースーツのように上半身と下半身がひとつに
なった衣服（中着）のようなものも含まれます。

同様のものにコンビネーション、コンビネゾン、
ユニオンスーツ等。
どちらも現在では補正下着のことをさして
いうことが多くなっています。

下着、肌着のことで主に男性用肌着のことを総称します。
スポーツ選手などが着る運動用、機能性にすぐれた
アスレチックシャツ、クレープ織り（ちぢみ織り）で
織られた通気の良い夏向きなクレープシャツやTシャツなど、
普段の生活で着られる一般的なものと、スポーツ用に着られる
ものとがあります。

夏のプライベートウエアとして、タンクスーツからヒントを得て
デザインされたタンクトップなど、これらアンダーシャツを
外着（アウターウエア）として着る、アンダーアウタールック、
アンダーシャツ・ファッションは、盛夏カジュアルとして、
着用されることも多く広く浸透しています。

スーツやジャケットなど、一番外側に着る外衣（アウター・ウエア）
に対して、一番下側に着る衣料全般のことをアンダーウエアといいます。
男性の着用するアンダーシャツ、アスレチックシャツ、ランニングシャツ、
Tシャツ、ブリーフなどを含み、女性用のランジェリー、ファウンデーション※
とは区別されて使われます。
インナーウエア、ボディーウエアと同義。

補正機能をもつ女性下着の総称。
本来は＜基礎、土台＞の意味。ブラジャーやガードルが代表的な
ファウンデーションで、ランジェリーやアンダーウェアと区別される。

１年を通して着られている、代表的な男性肌着、
下着のことで、ランニングシャツのこと。
アスレチックには「運動競技用の」といった意味が
あることから、スポーツ選手が着ているような
動きやすく機能性の高い素材を用いたシャツ。

クラシックな英国タイプのものは、肩の紐部分が
広く衿刳りが小さい特徴がありますが、
現在のファッション下着として着られている、
新しいタイプのものは、この肩の紐部分がごく
細い紐状となり、衿刳り（ネックライン）も
深くとられたものが多い。

※もともとはスポーツ用のシャツで、動きやすいように
袖ぐりを深くとった、Ｕネックまたはラウンド・ネックで
袖なしの下着だが、女性も着用し表着にも着用される。
素材は伸縮性のある綿メリヤス地が主。

この場合のパンツは下着のそれであり、ステテコを意味する。
ステテコ（すててこ）は、主に夏はかれる男性用のひざ下丈の下着で、
素材は綿、生地表面にしぼといわれる縮れシワを織り出した「クレープ」を用いて作られている。
とかく、日本的な名称が失われていく中、こうしたネーミングが新鮮である。
このステテコは、１８８０年に流行した「すててこ踊り」から命名されたと
されるもの。

男性用下着として履かれるパンツの一種で、股下部分が
付かない、ボディーフィットするタイプのもの。
女性用のパンティーに形が似ている男性用下着で、
そのブリーフの形（肌をかくす部分の大きさなど）の違いに
よって、「レギュラー」「セミビキニブリーフ」「ビキニブリーフ」
の種類があります。

男性用のパンツには大きく分けて身体にぴったりとフィットする
タイプのブリーフと、素材もコットンなど伸縮性の少ないを素材を
使って作られているトランクスがあり好みもわかれるところ。
色柄もファッショナブルなものが増えており、有名デザイナーの
ブランド名を付けられたものも数多く商品化されています。

女性用の水着スタイル「ビキニ」にその形が似ていることから
「ビキニブリーフ」と呼ばれる男性用パンツ・ブリーフの一種で、
ブリーフの中でも、特に肌を隠す部分が少なく、股の刳りが大きく
取られた股上の浅いタイプのもの。

ビキニはブラジャーと腰骨位置程度の高さのごく浅い股上で
作られたビキニパンティーで構成される女性用水着スタイルで、
ごく少ない布地面積のデザインが刺激的なところから、
１９４０年～５０年代にかけて衝撃的・歴史的な原水爆実験が
行われた北太平洋マーシャル群島中のビキニ環礁の名前に
由来し付けられたもの。