フィット
衣服などを人の身体の線にそわせ、きれいな
シルエットを作りだすことをフィットさせる
といいます。
オーダースーツでは、メジャーでの採寸や、
サンプルスーツ試着、経験上の目視による体型把握、
仮縫い等のフィッティング作業等をまじえながら、
お客様のお好みをお聞きし、共同作業としてスーツを
仕立てるビスポークという手法がとられます。
このフィットさせる作業は、単純に太い、もしくは
細い体型に合わせるということを意味するのではなく、
あくまで、心地よく美しいシルエットとなるように、
スーツを仕立てるということを意味するため、
「身体に密着する」といった意味で使われる、
「タイト」とは、少し使われ方が異なる服飾用語。
オーダージャケットも、オーダーパンツも、
体型を把握しながら、その時の流行のシルエットによって、
ルーズフィット、タイトフィットなどかっこの良いシルエットの
アイテムを仕立てるのがテーラーのフィットさせる
センスとなります。