毛番手

紡績糸の太さの基準として使われている毛番手は、
一定の羊毛の重さ対してどれだけの長さの糸を作ることが
できるかをあらわすことで、糸の細さを示しており、
1000gの重さが1000mの糸になる場合を、
1番手。
同量の羊毛からより長い糸を作ることが
できれば、その毛番手は大きくなり、その糸は
より細い糸ということになります。

スーツやジャケット地の品質の目安とされている、
Super100’sといった表示もこの毛番手により、
国際羊毛事務局が定義したもの。
原毛1キロから長さ100キロの糸を紡績することができる
18.5ミクロンの糸の細さがSuper100’sとされています。