スケルトンは、人間の骨格を意味するもので、骨組みのような
構造を持つものをさします。
ジャケットでもその裏仕立ての構造から、背裏のうち、下3分の2程度
を取り去ったオールシーズン向けの裏仕立てを背抜き仕立てといい、
ビジネススーツにおいては、秋冬スーツ、春夏スーツを問わず、
標準仕様の裏仕立て。
このほか、ジャケットの裏仕立ての作り方には、前身・後身とも
すべてに裏地を付ける「総裏仕立て」や、「背抜き仕立て」+
「前身裏地を裾にかけて斜めに取り去る」→「半裏仕立て」など、
一般に「総裏仕立て」は秋冬仕立て、「半裏仕立て」は夏仕立て
となります。