お台場仕立てにもいくつか種類のあるなかで、ジャケット内ポケットの切り口のまわりを薄く囲むようにして、スーツと同じ表生地を付けるのが、「剣先台場仕立て」と言われるもの。台場の先端が剣先のように尖った三角となっているために、こう呼ばれます。
内ポケットまわりをもう少し厚めに装飾する「本台場仕立て・R台場仕立て」、重厚感のある本格的なオーダー仕様に比べ、すっきりしたセンスの良さを感じます。
この「剣先台場仕立て」には、お台場の端が脇にかかってしまうという理由から、バスト寸法の小さめの方(バスト85cm程度が目安)には対応不可。Ex-made仕立てでは、クラシコ仕様のシルエットでのみお仕立てさせていただけます。
※全縫製ラインで対応可 +¥3150
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ジャケットにステッチを入れる場合、一般的なフロントステッチでは、上衿(カラー)・ラペル(下衿)・胸ポケット・腰ポケット・フロントに入れられることになりますが、総ステッチという場合、このフロントステッチに、フロントではダーツ、バックでは背縫線・肩線・ベント・袖に入れられます。サンプル画像はカスタムラインで総ステッチを入れた場合のもの。色ステッチなどにも対応可。
※ステッチを入れる箇所はミシンステッチ、ピックステッチともコバ、5ミリの2種類ですが、フロント部・背縫線以外は5ミリ指定でもコバにステッチが入ります。
Ex-madeのメンズスーツでは、フロントステッチに加え、背縫い線・肩線・袖外側に入ります。
ステッチを入れるメリットは、衿端などを含めエッジを長期間きれいに保つことと、ジャケットに表情を付ける装飾的な効果も見逃せません。。
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秋冬にはツイードやコーデュロイ、春夏にはコットンやリネン素材でお問い合わせが多いジャケット背部分の「ヨーク」と、それとほぼセットとなっている「背バンド」。「ヨーク」は背部分の切り替えのことで、切り替え部分の線が一直線のストレート型やアーチ型、スカラップ(ホタテ貝)型。背バンドは、脇縫いに差し込む形で縫製されるので、背部分のみ。ジャケットのバックデザインまでカスタマイズできます。
※サンプルでは背縫い線にプリーツが入っています。
※各縫製ライン対応可、ヨーク・背バンドとも¥1050〜¥2100
※ヨークをツイードジャケットに付ける【ブログ】
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ジャケットの内側には、スーツの製造元となる仕立てたお店とそのスーツを仕立てるのに使用した生地ブランドを示す、ブランドタグと生地タグの2種類が付けられます。
この織りネーム千鳥付けは、標準ではミシン縫いで縫いとめてしまうこれらタグを、ジグザグな千鳥付けで縫いとめるもの。
ただでさえ、ブランドタグが付いているとかっこ良いのに、千鳥付けでオーダースーツらしいひと手間があり、縫い糸の色糸指定も対応可。
※白・黒・赤・黄・シルバー・ベージュ・紫の7色からご指定可
※ブランドタグ・生地タグ2枚まで+¥1050(カスタムラインのみ)
※ブランドタグ・生地ネームを千鳥付け【ブログ】
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