ホワイトタイ
白の蝶ネクタイのことになりますが、フォーマルの中でも
夜の正礼装・燕尾服(テイルコート)着用時に締めることから、
ホワイトタイといえば、燕尾服のことを意味します。
イベントやパーティーの招待状に、「ホワイトタイ」
とあれば、「燕尾服を着用してご出席を」という意味に
なります。
蝶ネクタイの形にはいくつかの種類があり、
端が垂直にカットされたスクエア・エンド・ボー、
先が尖った形となるポインテッド・エンド・ボーが
その主なもの。
白の蝶ネクタイのことになりますが、フォーマルの中でも
夜の正礼装・燕尾服(テイルコート)着用時に締めることから、
ホワイトタイといえば、燕尾服のことを意味します。
イベントやパーティーの招待状に、「ホワイトタイ」
とあれば、「燕尾服を着用してご出席を」という意味に
なります。
蝶ネクタイの形にはいくつかの種類があり、
端が垂直にカットされたスクエア・エンド・ボー、
先が尖った形となるポインテッド・エンド・ボーが
その主なもの。
ペンシルパンツは、ペンシル(鉛筆)のように細い
シルエットをもつスラックスのこと。
ペンシルはスーツ生地の織り柄として用いられる
場合でも、ペンシルストライプなど、細い縞柄の
ストライプのことになります。
その他細くタイトな着用感、シルエットをもつスラックスには、
細身のスラックスを総称するスリムパンツ、ナローパンツ、
アイビーリーグパンツのシルエットとして用いられる、
ストーブパイプ、パイプドステム、シガレットパンツ、
ドレーンパイプパンツなど。
タイトなスラックスには、ストレッチ素材で仕立てる
パンツがおススメとなります。
フレアパンツは、フレアが「朝顔」の意味をもつことから、
ヒザから裾にかけて巾広となるシルエットをもつベルボトム型の
パンツを総称するもの。
フレヤードスラックス、フレアードパンツなどとも呼ばれます。
フレアパンツは、裾への広がり方が大きなエレファントベルのような
パンツシルエットをもつものも含まれることから、裾広がりが小さく
ごく大人しいシルエットをもつものを、ジェントリーフレアードと
いい区別しています。
現在のレディススーツ用、ビジネスパンツのシルエットは、
ヒザから裾への広がり方が軽微なブーツカット。
ヒザ~裾にかけての巾の差寸は1~3cm程度。
オーダースラックスでは、ワタリ巾を含め、このヒザ巾
裾巾の各寸法を指定してすることができ、フレアの程度も
好みに調整が可。
スラングにはひっかけるの意味があることから、
ヒップスラング・パンツは、腰でひっかけるようにして
着用するパンツのこと。
股上が浅い作りになっており、ローウエストではく。
1960年代末~70年代にかけて、大流行した
ヒップボーンパンツと同義で、ヒップハガー(ヒップハンガー)、
ローライズパンツも同じ。
パンツの股上の浅い、深いは流行に左右されることが多く、
オーダースラックスでも、特別に浅い、または深い股上寸法
の指定は、多くご指定のある部分です。
スクエアパンツは、一般に前後に入れられるパンツの折り目
(クリース)が、前後に加え左右に入れられることで、
パンツのシルエットが四角形(スクエア)に見えるパンツ。
モモ、ヒザ、スソ部が四角形に広がっています。
また、カジュアル傾向の強い、コットンパンツや
リネンパンツなどには、このクリースを入れる・入れないで
議論がある場合もあります。
クリースをしっかりと入れたい場合には、ウール素材50%混
以上の素材には、シロセット加工が効果的。
その他素材にはリントラク加工があります。
スーツを仕立てる際に「柄合わせ」が必要になるのは、
その生地柄が、チェックや比較的太巾のストライプ柄
の場合になります。
仕立てる生地を裁断する時に、柄が崩れないように
(つながるように)、ジャケットやスラックスの
左右の身頃や、身頃と袖、前身と後身、ジャケットの
腰ポケットフタやパッチポケットの模様を合わせます。
通常この生地の柄合わせをするためには、無地の生地を
裁断するより、生地の長さが必要になるため、
注文者体型により、着分生地での裁断が難しい場合や、
ベスト付き不可、または要尺が必要になるデザインを
変更など、注意が必要な場合があります。
また、近頃増えてきた、生地をお持込(先地)いただき、
仕立てる場合には、大柄のチェック柄の場合には、
生地を長めにご用意いただく必要があります。
隠しポケットのこと。
コンシールドには、隠すの意味があることから、
衣服のヒダなどに隠すように作られる切りポケット
のことをいいます。
オーダースラックスで作られることが多い
コンシールド・ポケット(隠しポケット)は、
スラックスのタックのヒダの中に作られる
時計ポケット(フォブポケット)で、本来、
懐中時計を入れるための機能的なオプションとなりますが、
現在では、デザインとしての意味合いが強いです。