布地の折り目が粗く、風通しが良く、ドライな肌ざわり
が特徴的な「トロピカル」や、「ブロードクロス(ポプリン)」など、
軽くて薄手な夏向きの梳毛ウールの良さを多くの人に知ってもらおう
という、1985年、現在のウールマークカンパニー(旧国際羊毛事務局)
主催の「クールウール」キャンペーン以降広く普及し、使われるように
なった盛夏用など夏向き素材の総称。
金属的な光沢感が涼しげなモヘアを混紡したイタリア・カノニコ社の
モヘアクアトロや、キッドモヘア混、日本の盛夏スーツのロングセラー、
御幸毛織のシャリックなどが現在クールウールとして知られています。