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燕尾服(テールコート)
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夜の正礼装として位置づけられ、特別な式典・イベントにのみ着用されますが、現在のドレスコードでこの正礼装の着用を求められる機会はとても少なく、オーケストラ・楽団の指揮者、社交ダンス競技会の競技者、上級馬場馬術の競技者のほか、一般的には、結婚式や披露宴ぐらいがその着用シーンなのではないかと思います。
燕尾服を着用するときには、必ず白の蝶ネクタイが用いられることから、白蝶タイ(=ホワイトタイ)といえば、燕尾服のこと意味するようになり、ドレスコートに「ホワイトタイ)とあれば、夜の正礼装としての、燕尾服を正しく着用して出かけることになります。英語でテイルコート(Tail-coat)と呼ばれる燕尾服は、その和訳が読んで字のごとく、ジャケットの形がツバメのしっぽ(尾)のように長いためそのように呼ばれています。
6釦3掛のダブルブレステッドの前釦を掛けずに着用し、衿は拝絹のついたピークドラペル、ウエスト位置でほぼ水平にカットされており、トラウザースはジャケットと共生地で仕立てられ、左右の脇縫いに側章という飾りテープが付けられている。 |
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